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2024.06.28
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次世代物流DXの未来とは? 物流倉庫が考えるデジタル技術による最適化戦略!!
物流業界は、技術の進化とともに大きな変革を日々遂げています。特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、物流プロセスの効率化と最適化が急速に進んでいる昨今、物流業界はどのように進んでいくのでしょうか?この記事では、物流DXについて詳しく解説し、そのメリットや具体的な導入方法、成功事例について紹介します。 CONTENTS 1.物流DXとは? 2.物流DXの種類 3.物流DXのメリット 4.物流アウトソーシングの導入のポイントと成功事例 5.物流DXまとめ 1. 物流DXとは 物流DXは、デジタル技術を駆使して物流プロセスを革新する取り組みを指します。従来の紙ベースの管理や手動作業をデジタル化し、効率化、可視化、最適化を図ることで、物流の迅速化、コスト削減、精度向上を実現できます。物流アウトソーシングの活用も、物流DXの一環として重要な要素となります。 物流DX化の主な領域 ■物流DX化が可能な領域としては下記が挙げられます ・在庫管理:リアルタイムでの在庫情報の把握と管理 ・ピッキング:最適なルート指示と誤出荷の防止 ・入出庫管理:スムーズな入出庫プロセスとトレーサビリティの向上 ・配送管理:配送状況の追跡と効率的なルート設定 ・物流アウトソーシング:専門企業による物流業務の代行 2.物流DXの種類 デジタル技術は、物流業界において多岐にわたる革新をもたらしています。例えば、自動化システム、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ解析などが挙げられます。また、人がおこなうものとしてWMSとハンディ端末をAPI連携させ、入出庫や在庫管理を機械で行う事もこれにあたります。これらの技術は、物流プロセスの効率化と最適化を実現するための強力なツールとなります。 AIとIoTを利用した物流DXについて ・自動化システム:ロボティクスを活用した自動化倉庫や自動ピッキングシステム ・AI:需要予測や最適ルートの計算に活用 ・IoT:センサーを用いたリアルタイムの在庫管理とトラッキング ・ビッグデータ:物流データの分析による業務改善と予測 ■自動化システムの役割と機能 自動化システムは、物流DXにおいて重要な役割を果たします。例えば、ロボティクス技術を用いた自動ピッキングシステムや、自動倉庫管理システムなどが挙げられます。これにより、作業の効率化とミスの削減が図れます。 主な機能 ・自動ピッキング:ロボットによる正確かつ迅速なピッキング ・自動仕分け:商品の種類や配送先に応じた自動仕分け ・自動棚卸し:リアルタイムでの在庫情報の管理と更新 ■AIとIoTの連携 AIとIoTの連携により、物流プロセスはさらに効率化されます。AIを活用して需要予測を行い、IoTセンサーを用いて在庫状況をリアルタイムで把握することで、最適な在庫管理と配送計画が可能になります。 ▶連携の方法 ・需要予測:AIが過去のデータを基に需要を予測し、適切な在庫量を計算 ・センサー管理:IoTセンサーで在庫状況をリアルタイムに監視 ・最適化指示:AIが最適なピッキングルートや配送ルートを指示 ▶連携の効果 ・作業効率の向上:最適化された指示により、作業がスムーズに行われる ・ミスの減少:正確なデータに基づく作業で、誤出荷や在庫ミスが減少 ・リアルタイム管理:在庫情報がリアルタイムで更新され、正確な在庫把握が可能になる ・物流アウトソーシングの最適化:外部委託先との連携がスムーズになり、効率が向上 WMSとハンディ端末を利用した物流DXについて ■ WMS(倉庫管理システム)の概要 WMS(Warehouse Management System)は、倉庫内の在庫をデジタルで一括管理することで、入出庫やピッキング、棚卸しなどの倉庫業務を効率化するシステムです。WMSの主な機能は以下の通りです。 主な機能 ・在庫管理:リアルタイムでの在庫情報の管理と更新 ・ピッキング管理:最適なピッキングルートの指示と誤出荷の防止 ・入出庫管理:スムーズな入出庫プロセスの実現と履歴管理 ・ロケーション管理:倉庫内の商品の保管場所の管理と最適化 ・レポート作成:在庫状況や入出庫状況のリアルタイムレポート ・物流アウトソーシング:外部委託先との連携による業務効率化 ■ハンディ端末の役割と機能 ハンディ端末(ハンドヘルド端末)は、バーコードやQRコードのスキャン、データ入力、情報確認などを行う携帯型のデバイスです。倉庫内での作業を効率化し、ミスを減らすために重要な役割を果たします。物流アウトソーシングの現場でも、ハンディ端末は幅広く活用されています。 主な機能 ・バーコードスキャン:商品のバーコードをスキャンして情報を取得 ・データ入力:数量やロケーションなどのデータを入力 ・情報確認:在庫情報やピッキングリストの確認 ・リアルタイム更新:WMSと連携し、リアルタイムでデータを更新 ・無線通信:作業者と事務所間でのリアルタイム通信が可能 ■WMSとハンディ端末の連携 WMSとハンディ端末を連携させることで、物流プロセスはさらに効率化されます。物流アウトソーシングのパートナーと連携する場合も、この技術が役立ちます。具体的な連携の方法とその効果について解説します。 ▶連携の方法 ・バーコードスキャン:ハンディ端末で商品のバーコードをスキャンし、WMSにデータ を送信する。 ・データ更新:スキャンした情報を基に、WMSが在庫情報をリアルタイムで更新する。 ・ピッキング指示:WMSが最適なピッキングルートを計算し、ハンディ端末に指示を送信する。 ・入出庫管理:入出庫作業時にハンディ端末で情報を入力し、WMSが履歴を管理する。 ▶連携の効果 ・作業効率の向上:ピッキングや入出庫作業がスムーズに行われ、時間短縮の実現が考えられる ・ミスの減少:バーコードスキャンによる正確なデータ入力で、誤出荷や在庫ミスが低減し人的要因によるミスの発生を減少効果が見込める ・リアルタイム管理:在庫情報がリアルタイムで更新され、正確な在庫把握が可能になる ・物流アウトソーシングの最適化:外部委託先との連携がスムーズになり、効率が向上さらに荷主側からも在庫の確認が可能となり正確な在庫状況の情報を得ることができる 3. 物流DXのメリット 物流DXを推進することで得られる具体的なメリットについて説明します。物流アウトソーシングの活用も、物流DXの推進に重要な役割を果たします。 ■業務効率の向上 ・標準化された作業手順:デジタル技術による統一された指示で作業を効率化 ・最適化された作業ルート:最適なルート指示で無駄な動きを削減 ・物流アウトソーシングによる効率化:専門企業のノウハウや設備を活用することで、業 務効率UP ■コスト改善 ・在庫コストの改善:在庫の適正化により、過剰在庫や在庫切れのリスクを低減 ・作業コストの改善:作業効率の向上により省人化が進み、人件費や作業時間を改善が考えられる ・物流アウトソーシングによるコスト改善:外部委託により固定費を変動費化し、コスト改善を実現が考えられる ■精度向上 ・誤出荷の防止:正確なデータ入力で誤出荷を防止 ・トレーサビリティの向上:入出庫履歴の管理により商品の追跡が容易に ・物流アウトソーシングによる精度向上:専門業者のプロフェッショナルなサービスで精度が向上 ■顧客満足度の向上 ・迅速な出荷:正確で迅速な出荷により顧客のニーズに迅速に対応 ・在庫情報の共有:正確な在庫情報を提供し、顧客の信頼度が向上 ・物流アウトソーシングによるサービス向上:専門業者のノウハウと経験を活用し、サービスレベルが向上 4. 物流アウトソーシングの導入のポイントと成功事例 物流アウトソーシングを導入する際のポイントと、実際の成功事例について紹介します。物流DXと併せて、物流アウトソーシングを活用することで、さらなる効果が期待できます。 ■導入のポイント ・現状分析:現行の物流プロセスを詳細に分析し、課題を洗い出す ・適切なシステム選定:O社の物流ニーズに合わせ今回はWMSとハンディ端末を選定 ・段階的導入:全てのプロセスを一度に変えるのではなく、段階的に導入していくことで 業務をおこないながら導入することができる ・物流アウトソーシングのパートナー選定:信頼できるアウトソーシングパートナーを選定し、協力関係を構築することで、柔軟的かつ流動的に業務改善を行うことができるものと考える 成功事例:O社の物流アウトソーシング導入事例 ■企業背景 O社は全国に多数の店舗を展開する小売業者で、膨大な商品を効率的に管理する必要がありました。しかし、急速に成長する中で、従来の紙媒体による在庫管理と配送システムが限界に達し、頻繁に在庫切れや誤出荷が発生していました。これにより顧客満足度が低下し、コストも増大していました。 ■課題 ・膨大な在庫の管理が煩雑で手作業によるミスが多発 ・誤出荷や在庫切れが頻発し、顧客満足度の低下 ・効率的な配送ルートの設定ができず、配送コストが増大 ■導入プロセス 1.現状分析:当社はまず、O社様の物流プロセスを詳細に分析し、手動作業による非効率性とミスの原因を特定 2.適切なシステム選定: 当社はO社様に当社物流アウトソーシングで一括管理のご提案を行い当社のWMS(倉庫管理システム)と適切な入出庫管理のためにハンディ端末の導入することを決定 3.従業員の教育: ハンディ端末導入に伴い、当社従業員への教育とトレーニングを実施し、ハンディ端末の操作方法と機械化の利点を理解 4.段階的導入: 全てのプロセスを一度に変えるのではなく、まずは一部の製品から新システムでの管理を行い、成功を確認しながら段階的に他の製品にも拡大し最終的にすべての製品の委託の完了 5.物流アウトソーシングのパートナー選定: 信頼できる物流アウトソーシングパートナーとして、当社を選定していただき、入出庫、保管と配送業務をすべて委託していただいた ■成果 1.業務効率の向上:新しいシステムにより、在庫管理とピッキング作業が効率化され、ミスが大幅に減少しました。また、最適化された配送ルートにより、配送時間が短縮されました。 2.コスト改善:物流アウトソーシングでの一括委託により、専門家の経験やノウハウで生産性が向上、さらに固定費が変動費化し、全体的なコストが改善されました。 3.顧客満足度の向上:誤出荷が減少し、迅速な配送が可能となったことで、顧客からの信頼が回復し、顧客満足度が向上しました。 5. 物流DXまとめ 物流DXは、デジタル技術の連携により、倉庫業務の効率化と精度向上を実現します。これにより、業務コストの削減、顧客満足度の向上といった多くのメリットが得られます。物流アウトソーシングを併用することで、さらに効率的かつ柔軟な物流プロセスを構築することが可能です。導入にあたっては、現状の課題を詳細に分析し、適切な技術を選定することが重要です。段階的な導入と従業員の教育を通じて、成功事例に学びながら物流DXを推進していきましょう。
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2024.05.21
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EC物流とは?失敗しない!?EC物流の方法や倉庫の選び方のポイントを神谷商店が徹底解説
EC物流とは?失敗しない!?EC物流の方法や倉庫の選び方のポイントを神谷商店が徹底解説。 またコストメリットや料金、様々な相談もお問合せください! EC物流=顧客満足度の向上や効率化、コスト削減などには欠かせない重要な要素があります。 しかし、在庫管理や配送、返品処理などのさまざまな課題が存在し、都度改善が求められます。本記事では、EC物流で倉庫を選ぶポイントや物流代行サービスの利用などについてまとめ、これからECサイトを始めようとされているユーザーや現在利用している倉庫から変更したいと考えられているユーザーへむけて神谷商店の情報を解説します。 最初に、物流センターには、「TC(トランスファーセンター)」「DC(ディストリビューションセンター)」「PDC(プロセスディストリビューションセンター)」の3つがあります。 簡単にご説明するとTCは在庫を持たない物流センターで、入荷したらすぐに出荷してしまう通過型倉庫を指します。また、DCは在庫をもち簡単な流通加工や発送代行を行うことが出来ます。PDCは、DCよりもより専門的な加工を行ったりすることが出来る倉庫となります。このTC、DC、PDCの違いに関しては、下記リンク(製作中)で解説しておりますのでご覧ください。 >>>TC・DC・PDCの倉庫についてメリットとデメリットを含め徹底解説!? 神谷商店では、この3種類の倉庫の中でDC「ディストリビューションセンター」という枠組みに入ります。 神谷商店ではユーザーの皆様に対し大型倉庫物流センター(DC)として運用方法等いろいろな課題や相談を随時受付しておりますのでお気軽にご相談ください。 CONTENTS ・EC物流とは ・EC物流の流れ ・EC物流の課題 ・EC物流の改善ポイント! ・EC物流における倉庫の選定ポイントとは? ・ECをアウトソーシングするメリットとは? ・ECをアウトソーシングするデメリットとは? ・本記事のまとめ 1.EC物流とは? EC物流とは、ECサイト運営における商品の入荷・保管・出荷・配送などの物流業務全般を指します。 顧客満足度の向上や効率化、コスト削減などに貢献する点がEC物流の重要なポイントとなります。 おもな作業としては、受注処理、商品の入荷・検品・保管、出荷準備・発送、配送、返品処理などの工程が含まれます。 EC物流を改善することで、コスト削減や配送期間の短縮、迅速な対応など、お客様にとって大きなメリットがあります。お客様が行うことが困難な発送代行や物流サービスの利用もアウトソーシングをすることでEC物流の改善につながる有効な手段の一つです。 また物流に関する知識は専門家である神谷商店にお任せいただき、お客様の本業にご専念していただくことが出来れば生産性UPや作業の効率化につながり、最終的には顧客満足度の向上につながるとかんがえられます。 2.EC物流の流れ ECサイトの運営において、商品の流れをスムーズにすることは、顧客満足度を高め、ビジネスの成功に直結します。ここでは、受注処理から配送、返品処理までの各工程について詳しく解説し、大型倉庫物流センターと発送代行を活用した神谷商店の最適化方法をご紹介します。 1. 受注処理 受注処理は、お客様の顧客からの注文を受け付け、商品の手配を開始する重要なステップです。この工程では、注文内容や配送方法、支払方法を確認し、必要な書類を作成します。 基本的には、お客様が行っていただく業務となります。 2. 商品の入荷・検品・保管 商品が入荷すると、数量や品質を確認し、大型倉庫物流センターで適切に保管します。正確な検品と保管は、後続の工程に影響を与えるため重要です。 3. 出荷準備・発送 出荷準備では、注文商品をピッキングし、適切な梱包を行います。その後、配送を行います。 4. 配送 配送工程では、運送会社様が商品を顧客のもとに届けます。配送のスピードと正確性が重要です。 5. 返品処理 返品や交換に関する手続きを行います。迅速かつ正確な対応が求められます。 ■顧客満足度の向上 EC物流の各工程をスムーズに遂行することで、迅速かつ正確な配送が可能になります。特に、返品対応や問い合わせ対応をスピーディーに行うことで、顧客のニーズに答え満足度を大幅に向上させることができると考えます。 3.EC物流の課題 近年、EC市場が急速に拡大し、個人、商店、店舗、企業など多くのユーザーがオンライン販売に力を入れています。しかし、ECの増加に伴い、物流面でさまざまな課題が生じています。ここでは、EC物流における代表的な課題をとりあげます。 1. 急増する注文数による在庫管理の複雑化 ・EC市場の拡大に伴い、注文数が急増し、在庫管理が複雑化しています。特に、多品種少量生産の商品を扱う企業では、在庫の過不足や作り過ぎによる廃棄リスク誤配送のリスクが高まります。 2. 配送スピードとコストの最適化 顧客のニーズに応えるためには、素早い配送が求められます。しかし、配送コストの増加や絶対的なトラックの不足など様々な課題が山積しています。 3. 返品処理と顧客サポートの充実 オンライン販売では切り離せない、返品や交換の対応。返品処理がスムーズに行われないと、顧客満足度が低下する可能性があります。 こうした課題に対し、物流センターを活用することが有効です。物流代行サービスを利用することで、EC物流の業務負荷を軽減し、在庫管理や配送、返品処理などの課題を神谷商店が解決の一助となります。 4.EC物流の改善ポイント また物流課題を解決するためには、具体的な取り組みが必要です。以下に、各課題に対する具体的なポイントを紹介します。 ■在庫管理の複雑化に対する改善ポイント 物流代行サービスの活用: 専門の物流代行業者である神谷商店を利用して在庫管理をアウトソーシングし当社のノウハウで在庫管理を効率化し、正確な在庫情報だけをお客様が把握することが出来ます。 在庫管理システムの導入: 神谷商店では当社独自のWMSを活用しお客様の在庫の一元管理を実現することが出来ます。 ■配送スピードとコストの最適化に対する改善ポイント 発送代行サービスの導入: 当社で利用運送業を活用し発送代行業者を選定させていただくことが出来ます。そのノウハウを利用して効率的な配送ネットワークを構築し、配送スピードを向上させることが想定できます。 コスト管理の最適化: 当社が様々なお客様から配送を代行することで発送代行業者と提携し、配送コストを抑えつつ、複数の配送オプションを提供することが出来ます。 ■返品処理と顧客サポートの充実に対する改善ポイント 返品処理代行サービスの利用: 返品処理のご指示を当社にしていただくことで、迅速かつ正確な返品対応を実現することが出来ます。また返品商品に関しては当社に預けていただくことも可能で、ご依頼いただければ処分も可能となっております。 5.EC物流における倉庫の選定ポイントとは? 物流センターを選ぶ際の重要なファクターと、神谷商店での運用をご提案させていただきます。 1.在庫量や商品の種類: 物流センターが保管できる在庫量や取り扱える商品の種類を確認します。神谷商店では常温・常湿で保管できかつ危険物でなければほとんど取り扱いが可能となっております。広い倉庫スペースや適切な保管設備など当社では、大型倉庫物流センターとして広い立地を利用しお客様のニーズにそった在庫保管をすることが可能です。 2.発送頻度や配送先: 発送頻度や配送先に応じた物流センターを選択します。 利用運送での発送代行を行わせていただきますので、よりユーザーニーズにあわせた配送時間での配送をおこなうことで顧客満足度を高めます。 3.倉庫の立地条件: 物流センターの立地条件を検討します。交通の便や物流インフラの整備状況を確認し、効率的な物流を実現できる場所を選定します。 →静岡県は日本の中心部にございますので、効率的な物流運用が可能と考えます。 4.在庫管理システムなどの設備: 当社独自のWMSを活用することが可能です。このシステムを利用することで、在庫管理や入荷報告、出荷報告などの業務を迅速かつ効率的に行うことができます。 また、このシステムはカスタマイズ可能であり、お客様のニーズや要件に柔軟に対応することができます。 WMSの導入により、在庫管理の精度や効率性が向上し、お客様へのサービス提供における利便性や満足度を大幅に向上させることが期待できます。 これらの要素を総合的に考慮し、自社の物流ニーズに最適な物流センターを選定することが重要です。物流センターの選定はビジネスの成功に直結する重要な決定ですので、慎重に検討しましょう。また、当社ではお客様の業務に沿ったご提案もさせていただけます。お気軽にご相談ください。 6.ECをアウトソーシングするメリット 神谷商店にご依頼いただくと、具体的に以下のような3つのメリットがあります。 1.コストを削減できる 2.リスクを回避できる 3.専門的な知識を活用できる 自社で物流業務を行うことによる負担軽減や、専門的な知識を持つ業者のノウハウや経験をベースとしたサービス提供が可能となります。 ■コストを削減できる 自社で倉庫を所有している場合、倉庫の維持管理や人員の確保、安全管理に多大なコストがかかりますが、神谷商店を利用することでこれらの費用を節約できます。 ■リスクを回避できる 商品の保管や配送中のトラブルへの対応は重要です。例えば、配送中に商品が破損した場合、自社で対応する場合は補償を行う必要がありますが、神谷商店による配送の場合、当社が保有する保険に加入しているのでその保険から補償が行われます。 ■専門的な知識を活用できる 神谷商店が持つ物流や配送に関する知識や経験を活用することができます。複雑な配送ルートの場合に特に有効です。 物流業者が持つ技術を活用することで、柔軟な入出荷や効率的な在庫保管が可能となります。 7.ECをアウトソーシングするデメリット 当社のような物流センターへ物流業務をアウトソーシングする場合には、以下のデメリットが考えられます。 自社にノウハウが蓄積されづらい 出荷数が少ない場合はコストが高くなりやすい EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする前に、デメリットについても当社ではご相談を受け付けておりますのでお客様にデメリットをお話させていただいたうえで、アウトソーシングをご一緒に検討しましょう! それでは、EC物流をアウトソーシングした場合のデメリットについて詳しく解説していきましょう。 ■自社にノウハウが蓄積されづらい 物流代行会社にEC物流に関する業務をアウトソーシングすると、EC物流に関するノウハウが自社に蓄積されづらいと考えられます。 そのため、将来的にアウトソーシングをやめて自社で運用を行おうとした際、ノウハウと経験値が蓄積されていないため、自社での業務運用が難しくなります。 ただし、物流に関する業務をアウトソーシングすることに決めれば、ノウハウや経験値の蓄積は必要ありません。物流の運用に使用する自社のほかの業務にリソース使え、効率アップや売上アップにもつなげられると考えられます。 ■出荷数が少ない場合はコストが高くなりやすい 物流代行会社に物流に関する業務をアウトソーシングする場合は、出荷数が少ないとコストが高くなりやすい傾向にあります。 理由としては初期費用や管理費などのコストは出荷数や保管数が多くなればなるほど1アイテムに対する負担が少なくなります。 将来的な運用方法やコストについても当社とお客様の間でお打ち合わせを行い協議をさせていただきより最適な運用をめざしましょう。 8.まとめ 今後、ますますオンラインショッピングの需要が増加し、EC物流の社会的なニーズも増えていくと考えられます。 そのため、お客様の運用ニーズにあった物流センターを選定することが重要だと考えられます。 神谷商店㈱では、倉庫サービスから流通加工などさまざまな物流センターとしてのサービスを提供しています。EC物流センターの導入をお考えの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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