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2024.07.3
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SNS担当者の奮闘記:1000フォロワーまでの軌跡
CONTENTS 新たな出発:Xの就任と初期の挑戦 多様なコンテンツ戦略の展開 新たな目標設定と戦略の修正 フォロワーとのコミュニケーションとエンゲージメントの深化 次なる挑戦:インフルエンサーマーケティングと持続的成長 本記事のまとめ 1.新たな出発:安田の就任と初期の挑戦 2020年10月の静かなスタート 2020年10月、私たちのSNSアカウントは静かに始動しました。当初は手探りの状態で、フォロワー数はわずか9、インプレッション数は平均2/週という寂しいスタートでした。そんな状況を打破するために、2024年4月に新たなSNS担当者として安田が就任しました。私の挑戦は、この停滞したアカウントを活性化し、会社の認知度を飛躍的に向上させることでした。 担当するにあたって最初のステップは、現状の徹底的な分析と見直しでした。 私はアカウントの過去の投稿やフォロワーの反応を一つ一つ丁寧に見直し、何がうまくいっていないのかを分析、うまくいっていたポストの把握を行いました。次に、会社としてどのターゲット層に認知してもらうかを検討し、どういったポストがターゲット層に見てもらえるかを把握することに集中しました。 2. 多様なコンテンツ戦略の展開 つぎに、投稿内容の多様化を図ることで、どのようなポストがより多くのユーザーに見てもらえるか?という見極めをするためにさまざまな内容でポストを投稿し一つ一つの分析をおこないました。その結果、注目を集めているトピックスの引用やリポストをすることで一定数注目を集められるということがわかりましたが、それが会社の周知したい内容とそぐわない気がしました。 たまの1回程度で行う分には良いのかもしれませんが、訴求したい内容と違うと感じ、私は、物流の情報や日常の出来事、トピックス、引用を活用した投稿をすることにしたのです。 この戦略は功を奏し、最初の週でフォロワー数を20に増やし、インプレッション数も平均7/週にまで引き上げることができました。 しかし、Xのインプレッション増加につなげることがいまいちできませんでした。 たしかにフォロワー数は9から20へ増加しインプレッションも5から7へ増加となったのですが、その後停滞してしまったのです。 私の挑戦はここからが本番でした。 色々な日常のポストや、物流業界のポストなどを1日に2ポストを最低ラインとして投稿しつづけました。 その結果、フォロワー数が50に達した3週目、インプレッション数も平均20に増加しましたが、ここでまた新たな試練が待ち受けていました。 順調に伸び続けていたフォロワーが1~2週間ほどパタリと止まったのです。 この停滞期に私は大いに悩みました。どれだけ工夫を凝らしても、数字はなかなか伸びず、時には自分の戦略に自信を失いかけることもありました。しかし、この期間が私にとっては貴重な学びの時間となりました。 3. 新たな目標設定と戦略の修正 私は、この停滞を打破するために、新たなアプローチを模索していたところ会社から2024年6月末までにフォロワー数を200、インプレッション数を平均200/週に引き上げるという業務命令が通達されました。 私は、悩みました・・・ ここまでの1か月間でフォロワー数が100行っていないのに残り1か月足らずで倍の200フォロワーさらにインプレッション平均50/週を200/週にもっていく・・・?果たして今の私にできるのか??? しかし、こうなってはやらなくてはいけません!神谷商店の理念にある何事にもまずは挑戦する。この言葉を心根に響かせ行動することにしました。 最初に、私がおこなったのは企業アカウントのインプレッションが高まる時間帯を分析し、その時間にポストを集中させることでした。また、ポスト内容を物流倉庫やアウトソーシング、物流に関する専門的な情報を多く投稿し、1日2ポストから最低3ポストへの変更、さらにターゲット層に響く内容のポストへやより詳しい情報を求めている方へ当社HPのコラムへ誘導するようにしました。 さらにハッシュタグによるSEO施策を行い投稿しつづけました。 この新しい戦略が功を奏し、6月の2週目にはフォロワー数が200に到達し、インプレッション数も平均200/週を突破しました。この会社からのミッションの成功により、私の士気は大いに高まりました。さらに、会社の小ネタを織り交ぜたポストやコメント、メッセージの送信などフォロワーとの距離を縮められるようXを運用していきました。その結果、インプレッション数が4000を超えるポストを3件連続で達成し、2024年6月の3週目にはフォロワー数600、インプレッション数はなんと平均2万/週を超えることに成功しました。 4. フォロワーとのコミュニケーションとエンゲージメントの深化 この次に私が行ったことは、フォロワーとの双方向の対話です。 私は、フォロワーとのコミュニケーションをとるためにコメントやメッセージを積極的に返信し、双方向の対話を重視しました。これにより、フォロワーとの信頼関係が深まり、エンゲージメント率も向上しました。私は、このコミュニケーションを通じて、よりアカウントを活性化させることが出来たと実感しました。その効果として、フォロワー数の増加やインプレッション数の飛躍的増加 しました。2024年6月の最終週には、フォロワー数が980、インプレッション数が平均9000/週に達しました。そして、2024年7月1日、ついにフォロワー数1000を突破しました。この瞬間、私は大きな達成感を感じました。しかし、この結果は、あくまで通過点に過ぎません。 5. 次なる挑戦:インフルエンサーマーケティングと持続的成長 次なる挑戦は、フォロワー数3000・インプレッション数3万/週の達成です。 この目標を達成するためには、今よりもさらに困難が待ち受けているに違いないと考えています。目標を達成するためには、フォロワーとのエンゲージメントを高め、さらに積極的にコメントやメッセージに返信し、双方向の関係性を作れるよう運用をしなければならないと考えています。また、定期的にコンテンツのパフォーマンスを分析し、成功した投稿とそうでない投稿の違いを見極めることで成功したパターンを繰り返しつつ、再現性を模索しインプレッションの増加ができるよう行動していかなければいけません。 さらに、フォロワーに向けてブランドの魅力を発信することで、新たなフォロワーの開拓を行っていかなければ到底フォロワー数3000の山は登頂できません。しかし、具体的なやり方についてはまだ手探りの状態です。 今後は魅力的なポストができる方法やインプレッションが伸びる時間の詳細をさらに分析し、ほかのインフルエンサー様のSNSを学び、実践できるよう邁進していかなければなりません。 本記事のまとめ 今回の記事は私が1000フォロワーを達成するまでに行ってきた行動によるものです。しかし私は一人でこの結果を得たとは思っていません。現在弊社アカウントをフォローしていただいているXのフォロワー様のつながりやリポスト・引用をしていただいたフォロワー様の協力があってこその結果だと感じています。 私の奮闘記は、弊社アカウントが1000フォロワーを達成するための困難を乗り越え、目標を達成するための具体的にどのような取り組みを行ったかを記事にしています。これからも新しい課題に取り組み、フォロワー3000を目指してどんどん挑戦していきます!今後も弊社Xアカウントをよろしくお願いいたします。
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2024.05.21
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流通加工の現場~箱物梱包編~
■はじめに 大型倉庫を持つ物流センターで、梱包から流通加工、さらには出荷代行まで幅広いサービスを展開。今回は、特に大型倉庫アウトソーシングとしてお客様のニーズに応じたダンボール箱物の梱包業務に焦点を当て、その工程を詳しく解説していきます。 特殊なサイズや重量物も含む大規模な梱包がどのように行われるか、5つのステップに分けてご紹介します。 1. 梱包前準備作業 2. 製品確認業務 3. 梱包用外箱作成 4. 荷の取り扱いについて 5. 製品梱包 6. まとめ 1.梱包前準備作業 梱包業や梱包業務代行を行う際は、最初に入念な準備が欠かせません。梱包作業に入る前に、お客様との打ち合わせを通じて、以下の内容を確認します。 ①梱包する製品のサイズと重量の確認 ②梱包資材の選定と調達 ③梱包方法や緩衝材の選択 ④梱包資材メーカーとの交渉 今回梱包する製品は、縦100cm、横250cm、高さ70cmで、重量はなんと約30kgです。通常の段ボールサイズが160サイズ※1程度ですので、今回の製品は非常に大きく、特に梱包業務としては高度な対応が求められます。大型製品や特殊サイズの製品の梱包には、多くの注意点があり、適切な梱包資材や方法を選ばなければなりません。 ※1 ダンボールの「160サイズ」とは、ダンボールや宅配便のサイズ規定において使われる基準の一つです。日本の宅配便(例: ヤマト運輸や日本郵便)では、縦・横・高さの3辺の合計が160cm以内の箱を「160サイズ」としています。 具体的な大きさの例としては、以下のような寸法が考えられます ・縦50cm × 横60cm × 高さ50cm = 160cm ・縦70cm × 横60cm × 高さ30cm = 160cm 当社では、基本的にお客様のニーズに基づき、最適な梱包資材を選定します。 これが梱包業代行の大きな強みです。梱包業務のプロフェッショナルである神谷商店では、適切な資材を用いることで、製品を安全に輸送できるような万全の準備を行います。 さらに、資材調達においてはコストの最適化も重視しており、資材メーカーとの交渉により、品質とコストのバランスを取ることが可能です。 神谷商店では、梱包業や梱包業代行として、さまざまな業種のお客様に対応しています。 2. 製品確認業務 次の工程は、製品の確認です。梱包前に行うこの確認作業は、梱包業務代行において極めて重要な役割を果たします。お客様から預かった製品に、キズやへこみ、その他の外的ダメージがないかを目視で確認します。さらに、製品仕様書(指示書)に基づいて、付属品の種類や数量を正確に確認します。 この確認作業は、単に製品の状態をチェックするだけではありません。不具合や不足が発見された場合、当社はお客様に速やかに報告し、問題を解決します。自社判断ではなく、常にお客様とコミュニケーションを取りながら進めることで、トラブルを未然に防ぎます。製品確認業務は梱包業代行の一環として、梱包の質を保つために欠かせない工程です。 3. 梱包用外箱作成 製品確認が完了したら、いよいよ梱包業の核心である外箱作成に進みます。神谷商店では、通常サイズの段ボールから特殊サイズまで、あらゆるタイプの梱包用外箱をメーカーと打合せを行いユーザーニーズに合った外箱を提案しています。 今回のような大型製品の場合、お客様との事前の打ち合わせに基づき、特別な段ボール箱を作成します。 ※強度、サイズ、耐水性など 梱包用の外箱は、下部、中段、蓋パーツといった3つのパーツで構成され、それぞれ慎重に組み立てられます。当社では、特に重量物や大型サイズの製品を扱う際には、2名体制での作業を行います。蛇足ではありますが、梱包業務だけではなくその後の保管まで考えると、フォークリフトの使用を考慮した外箱作成が求められます。 そうして作成された外箱に安全かつ効率的に梱包・荷役・保管が行えるように工夫することで、梱包だけではなくその先の業務の効率化という付加価値を創出しています。 つぎに、段ボール中段パーツの組み立てには、ダンボール用ビスを使用します。 ここでも慎重に位置を決め、間違いなくビス止めを行わなければなりません。 ビスの位置がずれてしまうと、外箱に不要な穴が開いてしまいます。 さらに外箱の見た目がわるくなったり、強度に問題が生じたりします。 こうした技術的なポイントにも梱包業のノウハウが生かされています。 4. 荷の取り扱いについて 製品の取り扱いも梱包業務の一環として、特別な注意が必要です。梱包する製品が大型で重量物の場合、単に人力で運ぶだけでなく、必要に応じてホイストクレーンを使って慎重に動かします。 今回の製品は約30kgの重量があるため、2名体制で作業を進めます。商材によって適切な人員配置をすることでコストメリットを生み出します。 そういった無駄の出ないようにすることも当社の技術や経験に基づいたノウハウによるものです。 そして製品を外箱に設置する際には、製品がキズつかないように緩衝材を使用します。緩衝材は製品の形状や性質に応じて選定され、外箱内部で製品がしっかりと固定されるように設置します。この工程は、製品の輸送中の安全性を確保するために非常に重要です。当社の梱包業代行では、製品の性質や輸送環境に応じた最適解をユーザーに提供します。 5. 製品梱包 いよいよ最終工程である製品梱包に進みます。梱包業では、この最後の工程が特に重要です。以下の手順に従い、確実な梱包が行われます 製品の最終確認 付属品の設置 緩衝材の設置 製品の固定 外観チェック 蓋パーツの設置 完成 最初に、製品にキズや不具合がないかを再度確認し、付属品を設置します。その後、緩衝材を適切に配置し、製品が外箱内部で動かないようしっかりと固定します。 これには、熟練したロープワークが必要です。当社の梱包業務代行では、作業者が厳格なロープワークの訓練を受けており、製品が安全に固定されるよう工夫されています。 最後に外箱の蓋パーツを設置し、PPバンドでしっかりと荷締めを行います。このとき、外箱が破れないように保護材を挟みながら作業します。こうした細かな配慮が、当社の梱包業の高品質なサービスを支えています。 6.まとめ 今回の解説では、特殊サイズの製品に対する梱包業務代行の具体的な流れをご紹介しました。当社の大型倉庫アウトソーシングでは、お客様のビジネスニーズに応じた柔軟な対応が可能です。梱包作業だけでなく、流通加工や出荷代行まで一貫して対応できるため、物流の課題解決に貢献します。 大型製品の梱包や特殊サイズの対応でお困りの方、また梱包作業をアウトソーシングしたい方は、ぜひ神谷商店にご相談ください。私たちは、梱包業のプロとして、お客様のビジネスを強力にサポートさせていただきます。
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