荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店

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神谷商店流通加工の現場~箱物梱包編~

■大型倉庫物流センターである神谷商店が付帯作業として行わせていただいている流通加工。

今回は、ダンボール箱物梱包にかかわる記事となります。

大型倉庫物流センターである神谷商店がアウトソーシングの一環としてお客様のニーズにあわせた流通加工をどのように行っているかを以下内容にそって解説します。

  1. ①梱包前準備作業
  2. ②製品確認業務
  3. ③梱包用外箱作成
  4. ④荷の取り扱いについて
  5. ⑤製品梱包

1.梱包前準備作業

まず初めに、梱包作業に入る前に以下内容を確認します。

  • ・お客様との打合せによるサイズの決定
  • ・荷物の大きさと重量を考慮した梱包資材の選定
  • ・梱包資材メーカーとの折衝
  • ・荷物を傷つけない為の梱包資材の選択

今回解説させていただく製品は、縦100cm×横250cm×高さ70cmで重さが約30kgとなります。

通常の段ボール梱包が大きくても160サイズということを考えればものすごく大きいことがわかります。

そういった製品も倉庫アウトソーシングの対応としてお客様のニーズに合わせお打ち合わせをおこない、梱包資材を当社で選定いたします。

そういった製品も倉庫アウトソーシングの対応としてお客様のニーズに合わせお打ち合わせをおこない、梱包資材を当社で選定いたします。

つぎに、決定した梱包方法に適した梱包資材をメーカーと折衝し資材価格を当社で決定しお客様へお伝えします。


2.製品確認業務

つづいて確認作業となりますが、お客様から当社へご依頼いただいている製品にキズやへこみなど外傷がないかの目視による確認を行います。

その後、製品仕様書(指示書)に従い付属品の種類や数量をピッキングし製品や付属品がそろっていることを確認します。

この際に注意をしないといけない点は、キズやへこみなどの外傷や製品仕様書(指示書)に記載されている数や種類がない時は、必ずお客様に確認をし自社判断は行わないといけません。


3.梱包用外箱作成

つぎに、お客様とお打ち合わせさせていただいた内容をもとに外箱(特殊サイズ)を決定し以下にそって組み立てます。

  • ・段ボール下部パーツの作成
  • ・段ボール中段パーツの作成
  • ・蓋パーツの作成

まず、梱包の基本部分になる下部パーツを作成します。

この時特殊サイズとなっているのでかなり大きいサイズとなりますので当社では必ず2名で作業を行います。この下部パーツの作成で気を付けるべき点は完成後にフォークリフトにて荷役をおこなうのでその際にリフトツメの差込口がかならずツメが差し込めるかを確認しておく必要があります。

あとツメが差し込めないと発覚した場合は梱包からやり直しになってしまうため注意しなければならないポイントです。

つぎに中段パーツにダンボールビスを使用しくみ上げます。

ここでは、外箱にビス止めする為穴が開くので慎重に取り付け位置を決めないといけません。

(一度取付位置をきめると穴が開いてしまうのでしっかりと場所をきめてから作業を行います。)

中段パーツをくみ上げたあと最後に蓋パーツを組立し一度横に置いておきます。

(完成後に蓋をするため)


4.荷の取り扱いについて

つぎの工程では先ほど作成した外箱に、キズが付かないように緩衝材をセットし梱包します。

写真は人力で運んでおりますが、製品によってはホイストクレーンなどを使用し製品を動かします。写真の製品は重量としては30kgほどあるので2名での作業で慎重に行っております。

その後先ほどの手順で完成した外箱下部パーツに製品を設置します。

設置が完了したら最終梱包工程となります。


5.製品梱包

製品梱包は以下の手順で行います。

  • 1.製品の確認
  • 2.付属品の設置
  • 3.梱包前最終外観チェック
  • 4.緩衝材の選定
  • 5.製品梱包
  • 6.最終確認
  • 7.完成

まず最初に、製品の確認を行います。

この時に製品にキズがないかの確認をおこない仕様書に従い付属品の種類・数量の確認を行います。その後製品にキズを付けないためにしっかりとした緩衝材の選定と設置個所を決めていきます。

当社大型倉庫物流センターでは梱包作業を行う際はしっかりとした自社教育マニュアルで教育が完了した作業者しか携わることが出来ません。

確認作業完了後製品梱包に進みます。

最初に梱包用外箱作成で準備をおこなった梱包用外箱に製品をセットします。 その後所定の場所に付属品を設置ししっかりと緩衝材やロープ、梱包テープでしっかりと固定していきます。

写真ではオプションを製品本体に設置しロープでしっかりと固定しています。

簡単に見えますが、しっかりと固定するためには熟練のロープワークが必要となります。当社では、梱包作業者へのロープワーク教育もしっかりと行っております!!

次に、振動等外的要因で外箱と接触しないように慎重に緩衝材を設置します。

基本的には、どういう風に干渉してはダメというものをマニュアル化し教育を行っているためどのような商材にも当社の技術力で対応することができます。

写真の状況(蓋を占める前)になったら、製品付属品の抜けがないか・製品が箱内部にズレてほかに干渉しないかを確認します。

梱包用外箱作成で作成した蓋パーツをかぶせPPバンドで荷締めを行うのですが、この時直接外箱にPPバンドで荷締めを行うと外箱が破れてしまう可能性があります。

そのため、干渉する箇所に外箱が破れないよう保護しPPバンドでしっかりと荷締めをおこない梱包作業の全工程が完了となります。


まとめ

今回は、特殊サイズの梱包を解説させていただきました。

お客様によっては、悩みのタネであることも当社であればすぐに解決できるかもしれません。

総合物流サポート(入庫・保管・流通加工・梱包・出荷・出荷代行)で、お客様のビジネスを強力に

バックアップします。

物流業務に課題がある場合はお気軽にご相談ください。