荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店

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TC・DC・PDCの倉庫についてメリットとデメリットを神谷商店が徹底解説!?

大型倉庫物流センターとしての役割や相談(業務内容やコストなど)はお気軽に神谷商店までお問合せください!

■物流のDC?TC?PDC?ってなに?

神谷商店のEC運用について簡単に解説!

物流センターの種類は機能や役割によって分けられています。

物流センターの種類は一般的に、「DC」「TC」「PDC」といった略語で用いられ単語をしっていても、それぞれ何が違うの??という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

神谷商店は物流センターの種類的にはDC(ディストリビューションセンター)に分類されます。そこで本記事では、DCにおけるフォーカスを置き、その他の物流センターとの違いについて以下内容で解説していきます。

また、物流DCのメリット・デメリットについても解説させていただきますので、ご検討の際は是非ご参考にしてください。

CONTENTS

1.DCってなに?

2.DCとTC・PDCの物流センターの主な違いは?

3.DCでの物流業務の一般的な1日の流れ

4.物流DCのメリット・デメリットについて

5.まとめ

1.DC(ディストリビューションセンター)ってなに?

DC(ディストリビューションセンター)とは、基本的に商品の検品や保管、ピッキング、出荷作業といった物流業務を行う物流センターを指します。

在庫期間が長い商品もお預かりすることもあるため「在庫型物流センター」もしくは「在庫型センター」とも呼ばれる場合もあります。

DCは、はじめに入荷した商品を検品・保管し、ユーザーからの注文や発送指示に基づいてピッキング、梱包などの流通加工をおこない出荷するまでの一連の作業を担当します。

その際、ピッキングしやすいレイアウトを採用したり、大型車両が荷積みや荷下ろしを行いやすいような搬入経路を設けたりするなど、効率的な入出荷管理に特化している点もDCの特徴です。

※余談ですが当社ではさらに保管効率を上げるための取り組みもおこなっており、これによりお客様により最適なプランでご提案させていただけます。

2.DCとTC・PDCの物流センターの主な違いは?

つぎに、TC・PDCについて解説していきます。

  • ・TC(トランスファーセンター)とDCの違いとは?
  • ・PDC(プロセスディストリビューションセンター)とDCの違いとは?

■TC(トランスファーセンター)とDCの違いとは?

はじめにTC(トランスファーセンター)とは、入荷した商品を保管せずに発送する通過型物流センターを指します。

主な業務としては仕分けや積み替えのため、DCと比べ大規模な保管スペースが必要ではありません。

TCはコンパクトな運用がメリットである半面、センター内に商品が溜まらないようにしなければならないため、DCのようにいったん保管してから流通加工をへて出荷という流れが当てはまらず、入荷ごすぐ出荷となるため入出荷における連携がとても重要です。

また、入荷した商品を開梱して検品が終わり次第、店舗別仕分けを行い発送します。開梱・検品が不要な場合は、出荷指示に従いすぐに出荷可能です。

上記のことからTCでは入出荷管理やピッキング作業の効率化が求められます。

■PDC (プロセスディストリビューションセンター)とDCの違いとは?

PDC(プロセスディストリビューションセンター)とは、流通加工と倉庫の機能を併せ持つ在庫加工・在庫型物流センターを指します。

DCでも簡単な流通加工は行いますが、PDCでは繊細な品質管理が求められる生鮮食品加工や家具などの組み立てなど、より高度な流通加工を行います。

物流センターで保管・入出荷ができるため、高い品質を維持しつつ手早く商品を運ぶことが可能です。

さらに、PDCは加工機能があることから、物流センターとしての高付加価値がある反面、加工や品質管理に必要な専門設備や作業責任者を配置しさらに生産ラインの整備、品質管理、加工にともなう人件費がかかるため、より大きなコストが発生してしまうため注意が必要となります。

3.DCでの物流業務の一般的な1日の流れ

DCのシステムや顧客の標準フロー、ユーザーニーズによって変わる場合がございますが、今回は神谷商店における一日の物流業務の流れを解説します。

  • 1.商品の入庫
  • 2.検品入庫作業
  • 3.棚入れ作業
  • 4.ピッキング・流通加工・梱包作業
  • 5.出荷作業

【1】商品の入庫

メーカーや顧客から商品が、直接DCへ納品されることがほとんどです。

そのため事前にお客様から商品情報や入庫日などの事前情報連絡を受け、入出荷エリアでの荷下ろしスケジュール管理や倉庫内保管スペースの確保、検品作業の準備などを作業者に指示を行い、スムーズに入庫いたします。

【2】検品入庫作業

つぎに、入庫した商品は、入荷予定データに沿って検品作業を行います。発注と入荷商品や数量に相違がないかを確認するだけでなく、簡易的な品質検査などを行います。

入荷検品作業で見落としがあると、誤った商品を出荷するリスク(誤出荷)が発生します。また、在庫管理においても、データと現物の数量にずれが発生し出荷に支障をきたすことが懸念されるため当社ではしっかりとした検品を行います。

【3】棚入れ作業

検品完了後は、当社マニュアルと作業ルールにて棚入れ作業を行います。この時間違った場所に棚入れしてしまうと、お客様からのお問い合わせによる商品検索や出荷時のピッキング作業に大幅なロスが発生してしまうだけでなく、在庫の紛失にもつながります。

そのため、「あると思った商品が実は品切れだった」ということになれば、お客様に多大なご迷惑をおかけしてしまいます。

正確な棚入れ作業を行うために、当社では業務に適した倉庫管理システム(WMS)などを導入し、ミスが生じやすい部分の効率化を図ることで業務のミスが発生しにくい環境をととのえています。

【4】ピッキング・流通加工・梱包作業

お客様からの注文等を受けたら、いただいた出荷指示データに基づいてピッキング作業を行います。

ピッキング後は、出荷する商品の出荷検品作業を行い、必要であれば商品の特性にあわせた梱包を行います。そのほか、必要に応じてラベル貼りや商品セット等の加工や、お客様からの要望にご対応させていただく等、状況にあわせた流通加工も行います。

出荷作業

出荷作業では宛先データに基づいて送付状を発行・貼り付けを行います。

その際、出荷場所毎に商品を仕分けし、集荷の車両に積み込みます。

車両に積込み最終チェック(出荷指示、伝票等)をおこないます。

発送先や積み荷の間違い、類似配送先とのとりちがいがないことを当社リフトマンと運送会社ドライバー様と相互に確認を行い受領書にサインをいただいたら作業終了となります。

4.物流DCのメリット・デメリットについて

■DC物流のメリットとは?

DCのメリットは主に2つあります。

まず1つめですが、DCは一般的に広い保管スペースを取っているため、大きいロット単位での在庫保管が可能です。このため大量購入により、商品の仕入れ値を安く抑えさらに一度に運ぶことで物流コストの削減もできるというメリットがあります。

つぎに2つ目ですが、DCでは商品在庫を保管しているため、お客様の顧客からのイレギュラーな(緊急性のあるもの)発注や大量購入が生じた場合でも在庫があればニーズにそった対応できるという点です。これにより、商品の欠品入荷待ちによる売り上げの機会損失を防ぐことが可能となり、在庫の確実性が顧客の信頼獲得につながることも考えられます。

さらにDCは、大ロットで保管・管理を行いながら、顧客ニーズに合わせ、商品単品を組み合わせや小口出荷できるという特性をもっています。そのため、店舗側の在庫スペースの削減ができ業務の最適化が可能となります。また、近年実店舗をもたないEC物流が増えてきており、その業務にもマッチした物流センターです。

■DC物流のデメリットとは?

DCには、メリットがある一方、デメリットも存在します。

DCの運営には、管理業務として定期的な棚卸作業を必要とします。

棚卸には、膨大な作業時間とリソースの確保が不可欠であり、保管している商品の種類が多ければ多いほど人件費コストが膨らみます。

しかしながら、棚卸業務はDCに限らず商品管理に必要な作業です。当社では普段からの庫内整備と管理システムによる適切な在庫管理で作業負担を軽減することができるため、大きなデメリットとはならないケースが多いでしょう。

5. まとめ

■DCの特徴を理解して自社の物流業務の改善をしよう!

DCは入庫・保管・流通加工・出荷を兼ね備えた、在庫型物流センターです。

一度に大量の商品を購入することで仕入れや物流コストを抑えられる一方その大量の在庫を保管することで倉庫保管費用が発生します。

仕入れ+物流コスト+保管費用のバランスをうまくとり全体の最適化をはかることが重要だと考えます。さらに近年需要が増えてきているEC分野において全てを人的リソースで行う従来の方法では、EC分野への対応は難しいと推測されます。そこで、EC事業を取り扱う場合は、物流業務の最適化を図るために当社のようなDC物流機能を有しているDC倉庫へのアウトソーシングの導入をおすすめします心配事や懸念点のお悩みがある場合まずノウハウと経験がある当社へおきがるにご相談ください。専門のスタッフがご提案させていただきます。